底辺過ぎてちょっとビビる

26歳からIT業界にいるエンジニアが、まったく成長できてないことを確認するブログ。備忘録的に使いたいとも考えています。

【ゲーム感想】世界樹の迷宮5をプレイしました

3DダンジョンRPGといえば古くは有名な「ウィザードリイ」から現在まで継続的にリリースされるゲームシステムのRPGだけど、最近はあまり新作を見かけなくなってしまったように思う。据置機だと直近でリリースされた作品はなんだろうか?と思って検索してみたら

  • 黄泉ヲ裂ク華(PS4/XboxOne/Switch)
  • void tRrLM(); //ボイド・テラリウム(PS4/Switch)
  • ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団(PS4/Vita)
  • 蒼き翼のシュバリエ(PSVita
  • 限界凸起 モエロクリスタル H(Switch)

 

など、発売予定の作品(ガレリア〜が発売日未定)含め結構リリースされていた。「新作を見かけなくなってしまった」なんて自分のアンテナの感度が低かっただけだった。なぜグラフィック向上が著しい最近の家庭用ゲームがたくさんある中で、どうして(言い方は悪いが)地味な3DダンジョンRPGがいまだにゲームユーザから支持されているのだろうか?

 

 

なぜ支持されてるか?の疑問は解決しないまま世界樹の迷宮5のプレイ感想になります。 

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どんなゲームか

アルカディアという世界にあるアイオリスという街の中心には世界樹がそびえ立っていた。その頂に辿り着いた者には「世界の謎が解明される」「この世を支配する権力が与えられる」「世界最強の武を受け継げる」「莫大な金銀財宝を手にすることができる」といった伝説が各地に伝わっていた。

 

プレイヤーは、その伝説を聞きつけた一人の新人冒険者であり、ギルド(要はパーティ)を設定し、世界樹という迷宮に挑む。

 

つまり、よくわからないが何かすごいモノがあるらしいというだけで決まりきったストーリー展開は用意されていないので、キャラメイクの段階でキャラクターに対してバックボーン含めた性格設定をプレイヤー自身が行う(ことができる)。

 

キャラメイクでは4種族(人間に近いアースラン族、動物と人間のハーフのようなセリアン族、いわゆるエルフのようなルナリア族、ホビットのようなブラニー族)から各種族ごとに設定された職業(10種類)を選択して最大5名でギルドを組む。ここでは最大5名としたが、別にソロでギルドを組む形にしてもいいがそれは非常に冒険の難易度を上げることになる。またギルドの組み方にこれと言って正解はない。

 

 

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例えば前列・後列にそれぞれ同じ職業のキャラクターを揃えてもいいし、パッケージ表のフェンサー、ドラグーン、マスラオ、ウォーロックハーバリストという安定的な組合せでもいいし、どんな組合せでもクリアに支障がない自由度がある。

 

実際のプレイ感覚は?

シリーズ初プレイだったので、長いシリーズならではの常識というか「これやっとくのが定石だよ」みたいなのが何もわからなかったので本当に好みでギルドを組みました。

 

キャラメイクがとにかく楽しくて、種族を選び、職業を設定して見た目を選択してから目の色、肌の色、髪色、そしてこれは好みなんですが声色も40パターンから選択して、一人のキャラクターを作成します。めちゃくちゃ選択肢のある中から一人のキャラクターを作り上げるわけなので、もう完全にほぼプレイヤー個人のオリジナルキャラクターが出来上がるわけです。

 

キャラメイク(5人分)で1時間程度かかりましたが、あっという間でした。ギルドを作成した後は、世界樹のダンジョンに乗り込みました。すっかり忘れていましたが、世界樹の迷宮シリーズといえば、3DSの下画面を最大限利用したダンジョンマップの作成です。最初これをプレイするまでは「マッピングってめんどくさいかな?」と思っていたのですが、オートマッピング機能を利用すれば踏破した箇所は自動で色が塗られる(壁や採掘場所、階段、その他はプレイヤー自身が設定する)のでそこまで大変でもないですし、むしろダンジョンRPGマッピングをしないことの方がつまらないことという感覚になります。

 

面白いのはメモ機能で、最初に訪れたときに起きた出来事や見つけたモノをメモしておき、後々のクエスト受注時などで再度訪れたりしたときになんだったかがわかることがあるというような使い方ができるのです。

 

また、通常のバトルでモンスターを倒したとき以外でも「危険な罠を回避した」「野生動物を狩で捕まえた」「珍しいものを見つけた」という冒険や探検の結果でも経験値を得ることができるのが楽しかった。

 

バトルも歯応えがあり、階層が上がってすぐ出てくるモンスターはどんな特徴を持ったモンスターかわからないので、仕掛けてくる攻撃を戦いながら覚えていく感覚。またフロアを徘徊しているFOEと呼ばれる、通常の雑魚モンスターよりだいぶ強力な力を持ったモンスターが初見ではなかなか倒せない場合が多くて楽しい。ある程度こちらのレベルが上がったり装備が整ってくると全く問題なくなるんだけど、それまでにエンカウントした場合は全滅も覚悟しなくてはいけない緊張感があるのがいい。

 

ギルドメンバーにはそれぞれ役割があり、バトルでは役割をしっかり分担してダンジョン踏破を進めていました。自分のギルド構成は前衛をセスタス・マスラオ、後衛をウォーロック・ネクロマンサー・シャーマンとしていました。通常の雑魚戦ではある程度力技で進められるのですが、FOEや各階層のボス戦では考えて戦わなくてはいけません。やり方はそれぞれプレイヤーごとにあると思いますが、自分のギルドでは上記のようなメンバー構成だったので、基本的に相手の行動を封じることがメインとなっていました(セスタスのスキルには相手の行動を封じるものが用意されている)。

 

  1. セスタスがワンツーで相手の頭腕足のいずれかを封じながら
  2. マスラオはとにかく攻撃一辺倒で相手の体力を削りつつ
  3. ウォーロックも相手の苦手属性の攻撃で体力を削り
  4. ネクロマンサーが召喚した死霊を使って味方の体力回復や相手の攻撃を防ぎ(たまに死霊による攻撃で相手を麻痺させたり、毒にさせたりして)
  5. シャーマンがギルドメンバーのバフをかけ続ける

という感じでした。一番忙しかったのはネクロマンサーだったかもしれない。死霊を召喚して、召喚した死霊を使役して、また召喚して、使役してという繰り返しだったので。

 

総合的な感想

プレイ時間がだいたい100Hくらいで、そこそこ時間はかかってしまった気がする。ギルドメンバー以外のキャラクターも個性が強くて、またデザインも可愛らしいので結構愛着が湧く感じでした。宿屋のジェネッタや

 

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宿屋のジェネッタ。とんでもない諺の使い方を披露してくれる癒し系

 

魔女の黄昏亭を切り盛りするセレーナ

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いつもギルドを気にかけてくれるおねーさん。おっぱいにしか目がいかない。

 

武器や防具、アイテムを取り揃えている何でも屋のセリク

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武器改造の時の「上手くいったよー!」が記憶に残る。最初田中真弓が声を当ててるのかと思った。

 

彼らは世界樹のダンジョンをワンフロア上がるたびに会話のバリエーションが増えるので、毎回おしゃべりに行っていました。彼ら以外にもダンジョン内で出会う他の冒険者や衛兵の人たちなど、割と会話が楽しいゲームです。

 

とりあえず物語的なラスボスを倒したので、いったんゲームは終えていますが、やろうとおもったらさらに上階に進み、ラスボスよりもっと強力なボスと戦うこともできるようです。BGMもロマサガで有名な人が作っていますし、グラフィックも携帯機として十分なレベルだと思います。いったんプレイすると、やめ時が見つからないのでそこは注意してプレイしましょう。

 

難易度も思ったより高くない、というか手ごろな感じなのでダンジョンRPGをまだプレイしたことない・興味あるけど手を出してない人にはぜひ世界樹の迷宮5をプレイして欲しいな〜と思いました。

 

 

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