【ゲーム感想】FinalFantasyⅫ The Zodiac Ageをプレイしました
久々にゲームしました。前にPS2で途中までプレイしてたファイナルファンタジー12(FF12)のHD化されたリメイクを買ったのでプレイ感想を書きたいと思います。
まだクリアしてないので、途中までのプレイ感想になりますが、よかったらお付き合いください。 基本的にストーリーの根幹に関わるようなネタバレはない方向で
どんなストーリーか
すごくざっくり言うと、
強大な軍事国家であるアルケイディア帝国とその帝国に侵略されたダルマスカ王国の王家の生き残りであるアーシェが 帝国への復讐を狙う
というのが今のところの本筋になっているけど、そこまで単純な話ではないかもしれない。
関わるキャラクターがたくさん出てくるので、誰が誰だっけ?となるので混乱するが、完全な群像劇ではないので話自体は上記の通り
すごくシンプル。
キャラクターは割とリアルな作りだと思う
造形が、という話じゃなく。
主要な登場人物は7人。
- ダルマスカ王国の王家の生き残りである、アーシェ
- ダルマスカ王国の将軍だった男、バッシュ
- 空賊という自由な生き方をしてる、バルフレア
- バルフレアの相棒であり、魅力的なヒップのフラン
- ダルマスカ王国の国民(つまり一般人)のヴァン
- 同じくダルマスカ王国の国民でヴァンの幼馴染のパンネロ
- アルケイディア帝国皇帝グラミスの三男(長男・次男は死んだ)で、軍事的に天才的な才能を持つヴェイン
どの辺がリアルか、というと
最初はヴァンが主人公というか物語を引っ張っていくのかな?と想像していたのに
プレイしているとヴァンは無邪気な少年で、世間知らずな面もあるけれどパーティのムードを盛り上げる
楽しいキャラクターではあるものの、物語の中心人物ではない感じ。
王家復興を行動の主体としているアーシェやバッシュに比べて動機が薄いし、 空賊としてすでにキャリアを積んでるバルフレアやフランとは物事の見通しのレベルが違う。
そもそもアーシェがヴァンに頼るようなポイントがないので、パーティのリーダー的立場として振る舞うようになる
というのは自然じゃない。安易にヴァンを主人公としてパーティに据えないのはよかったと思う。
(まだクリアしてないので、どういう展開になるのかは実はちょっとまだわかってないんだけども)
広大なフィールド、ダンジョン
FF12のフィールドはオープンワールドではないけれど、とても広い。
ケチってチョコボを利用しないで徒歩で移動すると特に広い。
広いけど、ダルマスカの東西に広がる砂漠に、南のギーザ草原、森林地帯や山岳地帯、海岸線などロケーションは豊富で飽きない。
冒険中にふと立ち止まってキャプチャを撮ってしまう。
ダンジョンも、古代の遺跡や坑道にありふれた洞窟などパターンもたくさんあり、そのどれもが細部に至るまできちんとデザインがされていて
製作スタッフの徹底したこだわりに頭がさがる思いだ。
FF15でも一つの街、一つのロケーションで「誰も見てないんじゃないの?」という部分までデザインがされていてため息が出たけど。
何よりこれだけの内容をPS2時代に実現していた、ということを考えると本当にFFの製作スタッフはすごい。
いまだにPS4をプラットフォームとしながらそのスペックのほとんど使わず紙芝居みたいな会話シーンでお茶を濁している
他メーカーとの力量の差を強く感じる。
ガンビットシステムは癖があるが、慣れれば楽しい
PS2版でプレイした時は、いわゆるモンスターと接触からの戦闘エリアに移動してコマンド戦闘するという従来のRPGに慣れていた自分は フィールドでモンスターと接触してそのまま戦闘に移るFF12のシステムに違和感があり、なおかつパーティメンバーに対してつどつど指示を出す のではなく「指示書」としてガンビットを使うというのに全く慣れなかった。
エンジニアとして働く今なら「IF文の羅列」という仕組みに非常に馴染みができているのだけど、 それでももうちょっとパターンというか「IF〜ELSE」くらい欲しかったような気もする。 でもELSEまで含めてしまうと、ネストが深くなってもっと分かり難かったかもしれない。
しかし、慣れてはいるものの、いまだにガンビットを上手に使えていない。
「これで固定してOK」という運用じゃなくて、
ガンビットは固定ではなくて、戦う場所やモンスターによってその場で書き換えて運用するのが正しいのかもしれない。
不満点は?
実はこれといった不満点はあまりない。 今回のリメイクで実装された高速モード(通常のプレイを2倍または4倍でプレイすることが出来る)があることで 広いイヴァリースの世界もそんなに苦ではないし。
一つ挙げるとしたら、MAPと自分の進行方向がよくわからなくなることが多くて、 行きたい方向と真逆に行ってしまうことが多々ある。L3ボタンで現在地のMAP表示が出来るようになっているのですごく 便利なのだけど、MAPと自分自身との連動がうまくいかないのでイライラすることが結構ある。
世界観の細部を突けば、飛空艇が非常に発達した世界であればその前に一般市民がもっと利用できるような自動車、バイクと行った交通手段が 発達してないとおかしいような気もする。帝国領内では空中を移動するタクシーが運行しているのに、それを外の世界で 使わないのはなんか変な感じ。人の行き来が飛空艇、またはクリスタルを介したものがメインになっているのと モンスターが跋扈している世界なので、自動車なんて危なくて乗ってられなかったりするのかもしれないけど。
とは言ってもやっぱり自動車(そもそも整備された道路がない)のは変だな。都市から都市へ荷物を運ぶのは飛空艇を利用するとして
飛空艇のステーションから離れた場所に荷物を運ぶ時どうしてるんだろ。人力?
クリア前の感想
とてもよくできたRPGで、他にPS4で一般的なRPGで遊べるものがない人は遊んでみたほうがいいと思う。 最初のジョブ選択ではよく考えたほうがいいとは思うけども。
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