底辺過ぎてちょっとビビる

26歳からIT業界にいるエンジニアが、まったく成長できてないことを確認するブログ。備忘録的に使いたいとも考えています。

リーダーに業務知識はいらないのか?

今のチームに新しいメンバーが入ってきた。中途で3名。

 

今のチームリーダーが退職したので、その補充として1名がQAリーダー、2名がメンバー(未来のリーダー候補)として入ってきた。全員年数は違えどQA(テストエンジニア)として経験をしてきているので、基本的なテストの仕組みは把握している。ただ同じ業界ではないので基本的な業務からはシステムを把握してもらわねばならない。

 

そして、チームのメンバー構成的には80%がSESのメンバーという状態。そのメンバーも最低でも2年程度は業務に携わっており、業務知識等で新しいメンバーは敵わない。という状況なので、業務的にもシステム的にもおそらく半年程度は色々なプロジェクトのテストに携わり徐々に知識をつけていってもらえれば良いと私は考えていた(SES的な目線)。

 

実際にリーダー候補以外のメンバーは入社後の研修を終え、それぞれプロジェクトにアサインされて、テストを開始しだしている。自分がこの現場に入った頃よりはシステムは複雑化しているが、その分資料も追加されているし、SESメンバーは経験豊富なので何かわからないことがあれば質問できる環境がある。最初は苦労するかもしれないが、業務知識をつけてくれさえすればこれまで培ったテストの知識を活かしてQAとして活躍してくれると想像している。

 

ところが、新しく入ったQAリーダーは最初に1つプロジェクトにアサインされた後はそれ以降プロジェクトに入ってテスト業務を行なっていない。これまでQAチームのリーダーを歴任したメンバーは全てメンバーからの昇格だったので、業務知識ありきのリーダーだった。なので現時点で業務知識ほぼ皆無のリーダーという状態。

 

他の会社では知らないが、今の現場のリーダーの業務として

  • プロジェクトごとの見積もりレビュー
  • プロジェクトごとのテスト観点レビュー
  • プロジェクトごとのメンバーアサイン考慮
  • プロジェクトごとのテスト報告

 

いずれも業務をある程度把握していないとできない業務ばかり。なので、ある程度はテストメンバーとしてプロジェクトに関わりつつ、業務システムを覚えて欲しいと考えてた。チーム内のミーティングでもそのように進言し、本人も了解していて、アサイン表にもリーダーの名前を入力してはずだった。はずだったが、なぜかプロジェクトのアサイン表からその名前がいつの間にか消えて他のメンバーが入力されていた。

 

ちょうどガチガチに忙しいプロジェクトが終了し、メンバーの各プロジェクトへのアサインに余裕が出たタイミングだった、というのもあるかもしれない。新メンバー含めて10名近くいて、スケジュールに空きのあるSESのメンバーを遊ばせておく必要もないし。

 

ここで思うのは、

新しいリーダーはあくまでもQAチーム管理者でありテスト非実施者という職務なのでは?ということ。しかし、そのような職務で入社したわけではないことはわかっている。つまりメンバーに余裕がない場合、リーダーといえどテストも基本的にはこなしてもらう必要があるのだ。それに入社まもないこの時期、優先的にプロジェクトに関わり業務を覚えておく時期なのでは?とも思う。あくまで個人的な感想になるけども。

 

端的に言えば、メンバーの誰よりも業務知識のないリーダーってあり得るの?という感覚がある。最悪、業務知識なくても良い場合もあると思う。

 

プロジェクトごとの見積もりレビュー

→見積もり工数をガチガチに検討した上でレビューを提出し、リーダーはレビューはせず工数の承認するだけ

 

プロジェクトごとのテスト観点レビュー

→本来レビューではレビューイ(PJのテストリーダー)とレビュアー(QAリーダー)+そのプロジェクトの有識メンバーが参加することでレビューを実施するが、QAリーダは参加するだけとして、基本的に有識メンバーがレビュアーの役割を担う。QAリーダーは一応参加してレビュー内容を聞いておき、何かあればコメントする。

 

プロジェクトごとのメンバーアサイン考慮

→プロジェクトにメンバーをアサインするにはそのメンバーのPJ経験などを考慮するが、リーダー独断で判断できないので常に他のメンバーに相談した上でアサインを決定する。

 

プロジェクトごとのテスト報告

→テスト報告を作成するのはテストリーダーが行い、QAリーダーは出来上がった報告書をチェックするのみ

 

こうすることでQAリーダーに必ずしも業務知識が必要ではなくなる。まあそうなるとQAリーダーって存在意義って何?っていう風にもなるけども。問題は、現QAリーダーは別にQAチームの構造改革を担うような役割を与えられているわけでもなく(以前はそういう人が存在した)、管理業務のみをする職務でもないという。上で書いたような形でQAリーダーとしての業務をすすめるとなると、他のメンバーへの負担が激増する。経営側としてどう考えるのか?と思う。

 

これは私の勝手に想像することだけど、QAリーダーは

テストしたくない

という気持ちが強いんじゃないか。

 

これまでQAとして業務に何年も携わってきて(本人の年齢も40代後半〜50代で、QAチームの平均年齢よりも高い)自分より若いメンバーに混じっていちいちテストするのが嫌なのかな?と想像する。テストしたくないのか、メンバーとして実施するのがなんとなく嫌なのかわからないけど、ミーティングでテストアサインを進言した時の反応からなんとなく感じる。「他にいないならしょうがないですね...」という反応。もし自分が同じ立場なら率先してプロジェクトに入って、テストに携わって業務を覚えたい!と感じるけど、そういう感覚ではなさそう。

 

いずれ同じタイミングで中途入社した他の2名より業務知識に遅れをとるのでは?という懸念がある。自分はSESだから別にいいけど、会社的の組織としてどうなんだ?という気持ち。

 

大体業務に疎いリーダーがいる組織、プロジェクトは炎上しがちな経験上、あまり好ましくない状態なのでは?と感じている。