底辺過ぎてちょっとビビる

26歳からIT業界にいるエンジニアが、まったく成長できてないことを確認するブログ。備忘録的に使いたいとも考えています。

【SESでの悩み】業務知識は増えるけど、他で使えない知識が増えるだけなのでは?

 

今のSES先にアサインされて2021年1月で1年半になる。もう3月なので1年8ヶ月だ。QAチームで仕事しているので、いわゆるプログラミングに関する業務はゼロ。基本的にブラウザだけを触っている。つまり技術的な知識はほとんど身についてない。

 

業務としてやっていることは、

  • UIテスト(WEB及びスマートフォン端末)
  • バグ起票としてJIRAの利用
  • テスト設計(見積もりからテストケース作りまで)
  • テスト実施後の振り返りとしてKPTやポストモーテムの実施(作成)

といった具合だ

 

例えば今のSES先から契約終了を打診されて放り出された場合に、これらの経験が他のテストプロジェクトにおいてどの程度評価されるだろうか。特段目を引くようなことをしているわけでもないし、年齢的にはどれも「出来て当たり前」な気もするので評価の対象にはならなそうではある。

 

毎日色々なプロジェクトが並行して走っていて、いずれも業務を知らないと出来ないテストだったりするので、業務に関する知識は着々と蓄積されてはいるのだけど、この蓄積された業務知識は他では役に立たないだろうし(もし同業種なら話は別)、どの程度どっぷり浸かるべきなのかというのが悩みだ。

 

1年半以上やってる割にはテストの進め方も設計の方法もあまりしっかり出来ていなくて、他のテスト会社からやってきた同じようなSESのメンバーからダメ出しを喰らうことも多々あり、まだまだテストエンジニアとしてはひよっこなので偉そうなことは言えないのだけども。先のことよりまずは目の前のテスト設計に集中しろ、ということ感じ。

 

しかし、今まであまりSESで入ったプロジェクトでも長い期間やることがなかった(最長で半年〜1年程度)ので、このような「業務知識がどんどん増えているけど、それになんの意味があるの?」という悩みは生まれてこなかった。色々と話を聞くと「5年」とか「10年」とかいうレベルでSES先にいるような人も少なくなくて、下手すると社員よりも業務知識があるような人がいたりする。そんな経験や知識のある人だってSES先の状況次第では社員よりも先に首を切られる(正確には失職することになるわけではないが)ことになるわけで、ある程度自衛のために自分の研鑽をしなくていけないと思う。

 

知識は増えても荷物になるわけではないし、場合によっては巡り巡って同じ業種に携わることもあるだろうから知識が増えることそれ自体は悪いことではないが、いつまでも環境に甘えて何も成長しないでいることの方が問題なのかもしれないな。

 

ありがたいことにプロジェクトのリーダーを任せてもらえてるので、ここでちゃんと信頼を得て、しっかりリーダー業務というものがどういうものか、何が必要で自分に何が足りてないのか身につけていきたい。