底辺過ぎてちょっとビビる

26歳からIT業界にいるエンジニアが、まったく成長できてないことを確認するブログ。備忘録的に使いたいとも考えています。

【引越】引越して1年半経ったので感想【木造一戸建て】

中古木造一戸建てに引越して、1年半が経った。今の賃貸物件に引越した経緯はこちらのブログ記事にまとめてる。端的に言えば、1Kのアパートに住んでたらリモートワークが出来ないので、広い部屋が必要になったため引越した、という感じだ。

 

で、中古戸建てに引越して1年半。物件のスペックは下記の通り。

■現在の住居のスペック

駅からの距離:徒歩12分

家賃:9万円台

広さ:2DK(5畳+6畳+ダイニング)の木造2階建ての一軒家

設備:風呂、トイレ別、洗面台、ガスコンロ(三口)、洗濯機は屋外設置

近隣の生活環境:まぁまぁ良し

備考:隣家と微妙に連結されてる箇所があり、隣家の振動が伝わり不快。動物病院が徒歩圏内になく、何かあった時に不安。

これは引越した直後の感想というか印象なのだけど、しばらく住んでみて色々と不都合な事がわかってしまった。

 

中古戸建てのイメージ

 

  1. 2階建ての戸建てだったのだけど、1階と2階で同時にエアコンをつけるとブレーカーが100%落ちる。
  2. 羽蟻(おそらくシロアリ的なやつ)が2階の出窓から大量に這い出てくる。
  3. 夏、2階の仕事スペースが尋常じゃなく暑い。
  4. 冬、1階のダイニングが尋常じゃなく寒い。
  5. エアコンの効きが悪いため、夏冬の電気代が余裕で2万円を超える。
  6. 隣接している戸建て住宅からの振動がめちゃくちゃ響くし、会話も丸聞こえ。

 

2階建ての戸建てだったのだけど、1階と2階で同時にエアコンをつけるとブレーカーが100%落ちる。

契約A数は30となっており、標準的な契約数なのだけど、おそらく1階と2階で15Aずつの合計30Aとなっているよう?で、それぞれエアコン(または電気ストーブ、炊飯器)を稼働させたタイミングでズドンとブレーカーが落ちる。最初は何が何だか分からなかったが、しばらくして仕組みに気づいた。来客があった際など、自分が2階にいて来客が1階でそれぞれエアコンをつけることが出来ない、などめちゃくちゃ不便だった。

 

管理会社に上記の件で問い合わせしたところ、「Aの工事するのは構わないけど、工事費は借主持ち」などと言われた。そして工事費を調べたところ最低でも5万円以上はかかることがわかり、工事は諦めた。

 

羽蟻(おそらくシロアリ的なやつ)が2階の出窓から大量に這い出てくる。

秋と冬のちょうど間くらいの時期になった時に、出窓に蟻が大量に発生しているのを確認した。それも小さい蟻ではなく、羽のついた中型サイズの蟻。ゴキブリなどにも耐性があるのだけど、蟻は延々と出窓の隙間からわいてくるため、発狂しそうになった。しかも部屋中を飛ぶ。早々に蟻対策としてアリの巣ころり的な置き型タイプの駆除剤や、噴射することで蟻の発生を抑える駆除剤を購入し対策した。しばらくしたら大量発生はしなくなったが、気づいた時に1〜2匹がウロウロするので、考えるのをやめた。

 

夏、2階の仕事スペースが尋常じゃなく暑い。そして冬、1階のダイニングが尋常じゃなく寒い。

これは木造住宅なので、ある程度仕方ないというかわかってたことなのだけど、やはりキツい。夏も冬もエアコンを24時間稼働しっぱなしという状態だった。最近は春と秋が季節として少ないので、1年のほぼ半分以上をエアコンつけっぱなしという南極の氷さんにごめんなさいしないといけないくらい電気使用していた。「木造は昼間の熱を夜には放射するので、夜は涼しい」ということもなく、夏は夜も普通に暑いし寝苦しかった。

 

エアコンの効きが悪いため、夏冬の電気代が余裕で2万円を超える。

上記に関連して、エアコン24時間つけっぱなしにしてる割には、家中が暑いまま、寒いままだった。屋外とほぼ変わらないのでは?という感じ。なので、夏は20度などかなり下げざるを得ないし、冬はエアコンつけつつ、パーカーなどで厚着をせざるを得ないという状態だった。電気代は当然エアコン24時間稼働の影響で2万円をゆうに超える。今まで見たこともない電気代のお知らせがそこにはあった。

 

隣接している戸建て住宅からの振動がめちゃくちゃ響くし、会話も丸聞こえ。

前回記事でもすでに「備考:隣家と微妙に連結されてる箇所があり、隣家の振動が伝わり不快。」として書いていたが、限界を超えた。

 

住んでる家と隣接してる戸建て住宅とはなぜか屋根部分が結合しており、隣接している戸建て住宅内で何かしら衝撃の発生することがあれば(重いものを下ろすなど)、その衝撃が屋根を伝わり、我が家に響く。すでに引越済みなのだけど、以前の住人はなぜか深夜にも関わらず荷物の上げ下ろしを頻繁に行なっており、その度に衝撃が響いてうるさかった。またすでに直されているが隣接した住宅のドアは建て付けが悪くなっており、玄関のドアの開閉のたびにも衝撃が我が家に伝わってきていた。

 

新しい住人が来てからは、衝撃でイライラすることは減ったが、今度は電話で会話している声がするようになってしまった。これはつまり、こちらの声もあちらに丸聞こえであるということも指している。日中、リモートワークでネットを介したミーティングを行っているのだけど、当然そのミーティングの会話の中には「社外秘」となる情報もふんだんに紛れていることが多く、明らかにやばい。

 

そして引越へ・・・

これらのことから、住み続けることのストレスが半端ないことに耐えられなくなり、引っ越しをすることに決めた。前回の引越までは約12年かかったが、今度は2年持たなかった。引越するお金もない、という状態ならある程度我慢もしただろうが、別にそこは問題ないため、すぐに物件探しに着手した。

 

前回の物件探しでは

  • ペットの猫が安心して暮らせる環境であること
  • リモートワークが十分にできる広さであること
  • 風呂トイレは別であること
  • 駅から遠くないこと

これらを条件の中心として、物件を探して今のところが決まったわけだけど、今度はさらに条件を追加して探している。

  • 鉄筋コンクリート造の集合住宅
  • 独立洗面台
  • 追い焚き可能
  • コンセント数が十分であること

このうち、コンセント数については、現在の物件のコンセント数が少ないため、そこらじゅうに延長コードを設置しないといけない状態が大変嫌だからです。この、地味に「痒いところに届かない」感は最悪で、備え付けのエアコンですら延長コードを購入しなくてはコンセントに届かないという状態だった。鉄筋コンクリートの集合住宅は、それはそれで夏は暑い、冬は寒いということもあるようなので、さほど変わらないかもしれない。ただ、「エアコンの効きが木造とは全然違う」点において電気代が無駄にかからないというメリットを享受できるので、一旦住んでみようかなという感覚です。

 

これから賃貸物件を探そうと考えてる人の中で、中古の戸建てを検討している方がいる場合、わたしの失敗物件の経験を参考にしてもらえたら良いと思います。最近はリモートワークが当たり前になり、以前ほど1Kの物件需要が減っているようです。そうなると1DKや2DKくらいの物件が取り合いになっていて、中古戸建てのような間取りも一人暮らしでも候補になるため選択肢に入るかもしれません。良い物件ほどすぐに決まってしまうため、あまり悩む時間を取れないのが賃貸物件探しの痛いところです。

 

ただ、騒音は殺人に発展することもあるくらいストレス負荷の高いものなので、そのあたりは十分検討しても遅くないと思います。