底辺過ぎてちょっとビビる

26歳からIT業界にいるエンジニアが、まったく成長できてないことを確認するブログ。備忘録的に使いたいとも考えています。

【ゲーム感想】メタルドッグスが想像以上に面白い件

メタルマックスシリーズのサイドストーリーというべきか番外編ともいうべきかわからないけど、これまでパーティメンバーになっていた犬(ポチ)が主役のアクションシューティングゲームである、「メタルドッグス」をプレイしました。

 

METAL DOGS/メタルドッグス 公式サイト

 

主役たち3匹集合

すでにSTEAMでは販売されていたのですが、この度2022年4月8日にパッケージ版も発売されました。

 

METAL DOGS on Steam

 

Steam版も実はダウンロード済だったのですが、PCでのプレイ環境があまり良くないのと、そもそもMac非対応だったこともありダウンロードした後はほったらかしになってました。なので、今回のパッケージ版の発売は非常に嬉しいことでした。

 

従来のメタルマックスシリーズとの違い

従来のメタルマックスシリーズおよびメタルサーガメタルマックスゼノは全て純粋なRPGでしたが、今作メタルドッグスは「アクションシューティングゲーム」です。見下ろし型なので、いわゆる3D酔いもありません。

 

闘犬であるポチたちが「主砲」「機銃」「SE(Special Equipment)」をまとめて装備してフィールド上を駆け回りモンスターを倒すというシステムです。モンスターを倒すと各種装備やアイテム類を落とすので、それらをまた装備してどんどん武装が強化されていくという仕組みです。ちなみに、モンスターが落とす武装以外にもショップで各種装備やアイテム類を購入することも可能になっています。

 

モンスターが落とした装備やショップの装備でポチを強化していく流れは若干RPGゲームめいたところもあります。

 

今までRPGメタルマックスを楽しんでいた者としては、この「アクションシューティング」はどうなのか?という気持ちでしたが、めちゃくちゃ世界観とぴったりのゲームジャンルだと思いました。そもそも私はメタルマックスRPG出なくても楽しめると想像していましたが(過去記事 参照)、やはり銃やミサイルをガンガンぶっ放すメタルマックスの世界ではアクションシューティングとの相性が非常に良い。

シリーズ登場回数1位の彼は登場します

 

爽快感!!

従来のメタルマックスも戦闘画面は非常に迫力がありました。機銃や主砲、そして多段ロケットを発射するようなS-Eで攻撃する時のモーションはゲーム的に力が入ってるのがよくわかりました。メタルドッグスも機銃や主砲はもちろんなのですが、特にS-Eで攻撃した際のビジュアルというかモーションが非常に手が込んでて良いです。

 

また攻撃時のSE、いわゆる効果音も迫力があります。これがゲーム画面の迫力を増している気がします。私の特に好きなS-Eに「ミサイルオロチ」という武器がありますが、これは初期状態で残弾数8発のS-Eなのですが、1発攻撃するときに2回ミサイルが発射されます。発射間隔もあるのですが、連続で8回(つまり16発)のミサイルがモンスターに向かって発射されるのはなかなかに異常な感じがしてとても良いです。

 

ゲームの歯ごたえについては、私はノーマルモードでプレイしましたが、別にノーミスノーダメージクリアできるほど難易度が低いわけでもなく、最初のステージで何度か死にました。その後ある程度操作に慣れてきてもふとした瞬間にモンスターに囲まれてボッコボコにされたり、賞金首にぶっ殺されたり、たびたびドクターミンチの電撃蘇生のお世話になりました。

 

メタルマックスシリーズ同様にノーマルモードであればですペナルティは一切ないので、どんどん死ぬのも問題なし。ただエルデンリングのような死にゲーではないです。

 

 

BGMが良い!!

メタルマックスシリーズでBGMを担当されている門倉聡さんが今回も参加されています。またエルフィというユニットのKayaさんも一部楽曲に参加されています。Kayaさんは最近メタルマックスゼノのエンディングテーマから参加されているのですが、才能豊かなので今後メタルマックス以外でも音楽関係の仕事するかもしれませんね。

 

特典のサントラCDをまだちゃんと聞いてないのでわからんのですが、どの曲をどちらが担当してるかわからないんですけども。

 

で、BGMなんですがミニマムなテクノ曲あり、ブレイクビーツ的な曲あり、ロック曲ありで非常にSF感のあるBGMがたっぷりでした。基本的に過去のメタルマックスシリーズ楽曲(ゼノとか)のアレンジだったりするのですが、ゲームプレイを邪魔せずしかし印象に残る感じでとても良かった。エンディングでかかる曲はドクターミンチに会いましょうのアレンジなのですが、非常に良かった。

 

価格が安い!!

フルプライスゲームではないので、3000円台で買えちゃうのもすごく手を出しやすいんじゃないかなと思ってます。その分クリア必要時間が100時間を超えるようなボリュームではないんですが、ノーマルモードやハードコアモードをそれぞれプレイしたり、ドロップされるアイテムをコレクションするようなタイプの凝り性のプレイヤーの人はじっくりプレイを楽しむことが出来ると思います。

 

 

全体的な感想!!!!!

すでにクリア済みなのですが、ストーリーもシンプルなのに結構感動的なストーリーで最後はしんみり・・・という感じでした。シナリオライターメタルマックスの世界をよく理解してる感じで納得の出来でした。キャラクターデザインの部分では、ゼノリボーンから緒賀岳志さんが担当されているようです。彼のデザインは非常〜にリアル調なので3D版のポチとの落差が激しい!緒賀さん自体はイメージボードというか「世界観」を伝えるイラストでは非常にかっこいいと感じるのですが、キャラクターデザインになるとちょっとリアル寄りになりすぎるので気になりました。

 

ゲームの感想に戻ると、手軽に遊べる割に「やめ時が見つからない」のゲームですごく面白いので、メタルマックスシリーズ自体にそもそも触れたことのない人にもおすすめです!

 

www.youtube.com

※字ばっかりの感想で申し訳ない!