【物件探し】ペット可物件探しで大変だった記録【引越し】
今住んでいる1Kの物件が流石に手狭に感じてきた。というのも、COVID-19の影響で在宅勤務となり、自宅で業務が当たり前の状況になってきたのだが、元々寝に帰るだけの家で作業を効率的にするような作りになっていなかったからだ。
あと、10年も過ごしているとどうしても本や洋服、ゲーム類といったモノが増えてきて収納もそんなにないためごちゃごちゃしてきたというのもある。クリアしたゲームはメルカリやラクマで売ってみたけど、PS4の人気ゲームくらいしか売れないしそもそもゲームソフト自体は元々そんなに場所取ってなかったので、影響は微々たるものだ。
というかいい大人(30歳以上)が6畳以下の1Kで暮らしてるってなんか悲しくて。子供の頃は「大人になったらどんな家で暮らしてるんだろう」って想像してたけど、まさかこの年になって1Kで暮らしてるなんて想像もできなかった。
幸い、今のSES案件ではそこそこの報酬を得られているので、月10万円くらいの家賃なら貯金をしつつ、株にも回しながら生活したとして影響も少ないし、思い切って引っ越しをすることに決めたのが先月(2020/8)中頃。その戦いの記録をここに示す。
目次
- 今の現状を見直す
- 冷やかしで入った不動産屋で失敗した
- フリーランスの怖さを知ったのでビビりだす
- 自分にとって「何が最も大事なのか」を見つめ直す
- 次の物件がやっと決まった(しかし問題はある)
1. 今の現状を見直す
現在の自分の一番引越しに関して物件探しの障害となり得るのは、猫を飼っているということ。何よりこれが一番大きい。ペット可物件はペット不可物件に比べてとんでもなく少なく、また物件の質も不可物件に比べると少し劣る(なのでペット可物件にしているところもある)。そして、COVID−19の影響による在宅業務。在宅業務を快適にできるようにしなくてはいけない。ただし、今後他のSESに入った際に、出社ベースになることも考えられるので、あまり都心から離れたところでは通勤に不便である。これら3つが自分の現在の状態だと理解していた。
2. 冷やかしで入った不動産屋で失敗した
ペット可、そこそこ広い平米数、駅から遠くない物件があればいいな、なおかつ今住んでる駅の物件なら最高だなと思っていたところ、目に入った近所の不動産屋に飛び込みで入ってみた。冷やかしのつもりだったので、「おれが気にいるような物件があれば出してみな〜」というようなあまりまともな態度ではないスタンスだった。
希望だけ伝えて、いくつか物件を見せてもらったが、その中で「今住んでる駅から徒歩5分以内、30平米かつペット可、家賃も予算内で礼金なし」という物件を紹介された。理想をほぼ叶える物件だったのでびっくりした。
早速内覧に連れて行ってもらったが(他にも2つほど部屋を見せてもらった)、なんともいい部屋だった。残念ながらトイレとお風呂が一緒のいわゆるユニットバスだったが...いきなり紹介された部屋が良すぎたので、他にも候補が出るのではないかと考え、いったん保留として返事は後日とさせてもらうことになった。
結局、他にいい物件も地元駅では見つからず、総合的にいいと判断したので不動産屋に「申込」の依頼をした。久々の引越しだったので感覚を忘れていたのだけど、ペット可物件のオーナーや管理会社がとにかく強気である。
申込時点での失敗行動(と思われる)は以下の通り
- 値下げ交渉を行った
- 早めの入居日を管理会社から要求されたが、自分が希望する入居日でないと嫌だとつっぱねた
3. フリーランスの怖さを知ったのでビビりだす
不動産屋にて申し込みしたときに、職業の説明としてフリーランスで仕事をしていることを伝えた。その年にもよるが、だいたいの年収を伝え(だいたい中小企業の役職レベル)安心していたのだが、審査の段階で落とされてしまった!
管理会社と仲介してくれた不動産屋は落とされた理由については説明してくれなかったし、こっちもあえて聞かなかったが、多分「色々とめんどくさい申込者」だと思われたのが原因ぽい。一応、収入証明として貯金通帳を提示したりして「家賃未払いとかはあり得ませんよ」ということをアピールしたつもりだった。しかし、管理会社(保証会社)としてはお金を持ってる持ってないの問題の前に「家賃交渉」だったり「入居日を先方の都合無視」だったりしたことが「審査不合格」とした原因かな、と今は思える。管理会社やオーナーから敬遠される属性というのがあって
- フリーランス
- 老人
- 夜の職業
は敬遠されがち、というのは聞いていたが自分は大丈夫だと勝手に思っていた。この場合フリーランスがどうこうというよりも単に自分の対応が威圧的というかあまりいい客の態度じゃなかったことが原因だと思われるが...
この「審査落ち」がトラウマとなり、このあと2件ほど不動産屋を回ったのだがとにかく低姿勢で「物件をご紹介いただいている」という風を装って色々と頑張った。
4. 自分にとって「何が最も大事なのか」を見つめ直す
結局不動産屋から紹介された部屋、どこも決め手に欠いていた。
- ちょうどいい部屋数、広さ、駅から近いがマンションの3階なのでもし猫が落下したら死んでしまう。
- 駅から1分のメゾネットタイプの家。リノベーション済で綺麗だが、1階は日中なのに日が入らず常に電気が必要。あと2階の部屋が狭くてベッド置いたら何も置けなくなる。
- ちょうどいい部屋数、広さ、駅から近いが自転車も原付バイクも置き場がない。
- 建って5年くらいでめちゃ新しくて設備も綺麗でいうことないが、やはり部屋が狭くて収納が少ないためベッド置いたらギュウギュウになってしまう。
と、こんな感じでどの物件も何かしら良いポイントがあるのだが、「絶対ここがいい!」というような決め手に欠けていた。
じゃあ、自分にとっての決め手って何?ということを改めて見つめ直してみたのだけど、それは「猫が快適に過ごせる家」ということだった。猫にとって快適に過ごせる家ってどういうポイント?ということだけど
- 万が一、ベランダなどから落下しても怪我をしなさそうな2階以下の階層
- 万が一、ドアや窓から逃げ出しても交通事故に遭わなそうな交通量の少ない道路などに面した立地
この2点を軸に「良い物件があれば」そこを決めようと考えた。
5. 次の物件がやっと決まった(しかし問題はある)
猫中心の物件探しをすることを心に決めて、また不動産屋に物件紹介を依頼している間に、近所に住む知り合いのおじいさんから馴染みの不動産屋を紹介してもらえることになった。そこの不動産屋が紹介してくれた物件が、本当にちょうど良い物件で早速内覧に行ってみた。
- 部屋数や広さは十分あり、風呂トイレがちゃんと別(古いが)になっていた。
- 古い物件なので、和室も1部屋あったが悪くない感じだった。
- 収納がしっかりあったのも嬉しかった。
- ガスコンロが1台とエアコンが2台設置してあり、自分で用意する必要がなかった点もありがたかった。
- 収納が多いのは良かったが、手が届かないような場所まであったため、普段使いにできない部分もあるのは仕方ないなと諦めた。収納がないよりはマシだからだ。
- 玄関とリビングダイニングをつなぐ入り口は、ドアがあり訪問者に生活空間を見せないで済むような工夫があったのも良かった(紹介された物件では結構玄関からダイニングが丸見えになるような作りのものが結構あった)。
- 何より立地が袋小路の場所にあり、交通量はほぼなく、近所の住人が駐車場に車を入れる場合以外、住居に車が入ってくることがないことが大きかった。
- ただ、やっぱり築年数が経っているので、全体的に古い感じは拭えないところはあった。せめて、リノベーションされていれば良かったがそうするとおそらく家賃に跳ね返ってきて予算オーバーになっていただろう。
色々と紆余曲折を経て、住み良い物件が見つかったので本当にホッとした。あとは、審査が通るのをじっと待つだけなのだ・・・