【ゲーム感想】空の軌跡SCを始めました
※FCの記事です
【ゲーム感想】空の軌跡FCを始めました - 底辺過ぎてちょっとビビる
【ゲーム感想】空の軌跡FCをクリアしました - 底辺過ぎてちょっとビビる
「空の軌跡FC改」をクリアしたので、その勢いのまま「空の軌跡SC改」に手を出しました。この軌跡シリーズ自体は同じ世界観の中で異なる時系列を舞台にしているので、登場人物が結構重なるのですが、正直シリーズのどれがどの話なのかちょっとわかりづらいと思います。
空の軌跡FC/SC/3rd(英雄伝説シリーズⅥ)→リベール王国が舞台
軌跡シリーズとしては、英雄伝説の6~8に該当するんですがいずれにしても同じ世界を下敷きにしています。こういう世界設定の構築に力を注いだ作品といえば、「ソラトロボ」ですね。テキストの分量とかでいえば軌跡シリーズのほうが多いんですが、細かい設定とかソラトロボもかなり構築してました。
世界観など魅力的なソラトロボ(出来れば据置機で遊びたかった・・・)
空の軌跡SC改(以下SC)は空の軌跡FC改(以下FC)の続きなのですが、グラフィック部分にもあまり違いが見られませんでした。ちょっとガッカリしてしまいましたがこれはポポロクロイス物語と似てますね。
ポポロクロイス物語も、ポポロ1→ポポローグ→ポポロ2と大幅なグラフィックの変更などはありませんでした。登場キャラクターのドットアニメーションなどはキャラクターの成長なども有り追加変更されていました。
ポポロクロイス物語1とポポロクロイス物語2のグラフィックの違い
インタフェースやシステム部分に若干変更がありますが、街や街道やNPCなどの造形にはあまり手を加えていません。
今のところ20時間程度プレイしていますが、FCで楽しめた旅行気分は今のところないです。どこも通ったことのある街をまた行き来するだけなので。
基本的にそれぞれの街に移動して、そこで起きるイベントや細かいサブイベントをクリアしていくスタイルになります。
このサブイベントがなかなか凝っていて楽しいです。ありがちな「XXXXというモンスターを5匹狩れ」というようなものは一切ありません。街道沿いに凶悪なモンスターが出現するので、それを狩るイベントは存在しますが・・・。例えば、暴行事件の調査であったり盗まれた絵画の探査であったり。コレをお使いと感じるかどうかは人それぞれかもしれません。このサブイベントに関して言えばFCでも存在したものなので、SCならではのシステムではないのが残念んなところですね。
キャラクターの造形というか、設定に関してはライトノベル感が増した感じでしょうか。秘密結社に属しているキャラクターの二つ名がちょっと恥ずかしい感じ。プレイヤーとして10代の少年少女を対象にしているとすれば全然問題無いですが(ないのか?)。一体誰から呼ばれているのだろうと思ってしまう。まさか自称しているのか?決して表に出ることはないであろう人物達の集団なのに異名が広がるほど名声があるというのは矛盾ではなかろうか?
剣帝とか幻惑の鈴とか・・・
くだらない話ですけど、例えばシェラザードさんは「銀閃のシェラザード」という二つ名(異名)がついてますけど、
銀閃ってどういう意味なのか。彼女は鞭を主要武器としていますが、鞭を振るう様が「銀閃」なのか。それとも髪が銀色(に見える)ところが「銀閃」なのか。彼女の何かを見て?「銀閃の・・・」と名付けるとはなかなか詩的な人物だと思います。作中では説明が特にないので想像するしかないのだけどちょっとかっこつけすぎている気がしますね。ゼロ戦のベテランパイロットの坂井三郎や岩本徹三は実にわかりやすく「撃墜王」という異名を持っています。創作の世界の話にツッコみすぎでしょうか?
今のところFCで出てきた未解決部分をSCで徐々に解決するために話を進めている感じです。FCで楽しめた旅行感覚がなくなってしまったのは非常に寂しいですがシナリオ自体はとても楽しいです。楽しいのですが、FCで感じた感動というかインパクトは大分薄まってしまった印象です。
ボリュームで言うとFCとSCで合わせて100時間程度になるでしょうか。1本のストーリーとするなら長いと思うし(でもドラクエ7はそれくらいのボリュームだったな)前後編として2本に分けるのは仕方ないことなのだろうか。
似たような感じのゲームなのにポポロクロイス物語とポポロクロイス物語2は気にせず楽しめたのに、どうして空の軌跡は気になってしまうのだろう。
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