【好きな音楽の話】CypressHill
高校生の時にパンクロックにハマって、それからニュー・メタルにはまって、しばらく立った頃レコードショップでちらちら物色してた時に出会ったのが、CypressHillでした。
ニュー・メタルを聴きまくっていたので、「とりあえずHIPHOPでも試しに買ってみるか」という感覚だったのですが、たくさんあってどれをチョイスしたらいいのかわかりませんでした。当時R&Bが流行っていて(ケミストリーとか)、そういうメローなラップはちょっと嫌だなーとは思っていました。だけどジャケットからじゃなかなか判断できません。黒人のラッパーがジャケットになっているやつはとりあえず外しました。
棚を見ていて、なんか髑髏の怖そうなジャケットが目に入り、手にとったのがCypressHillの「Stoned Raiders」でした。
どんな人達なのかさっぱりわからず、だけどなんとなく「メローではないだろう」ということで購入したのです。
2001年発売の「Stoned Raiders」
リンプとか聴いていたのでなんとなくラップに馴染みはあったものの、びっくりしました。かっこ良くて。
リンプの2ndアルバムに「N 2 Gether Now」という曲があるんですが、これがかなりヒップホップよりの曲で、ウータンクランのメソッド・マンをフューチャーしているんですがすごくかっこよくてお気に入りでした。
Cypresshillの曲はなんていうか、不穏なトラックというかまったく明るくないんですけど、そこに惹かれました。それとBリアルのけだるいラップとセンドッグの迫力のある声も相まって気持ちいいなぁという感じとカッコイイなぁという感じが魅力ですね。
この「Stoned Raiders」を皮切りに、中古CD屋さんでCypressHillのアルバムを買いあさりました。彼らデビューが1991年で2001年当時でさえもうデビューして10年立っていたので、過去のアルバムが結構出てたんですよね。
彼らのアルバムはどれもいいので甲乙つけがたいのですが、特に気に入ったのが、
「Skull & Bones」というアルバムです。2枚組なのですがめちゃくちゃロックなのです。ロックっぽいのではなく、完全にロックです。言ってみればミクスチャーをCypressHillがやったという話です。
2000年発売の「Skull & Bones」
それから新譜が出るたびに購入して聴きまくってきました。出すアルバム出すアルバムにまったくハズレがないという恐ろしい人たちです。
2004年発売の「Till Death Do Us Part」ではなんと大好きなRANCIDのティムをゲストに迎えた曲もありました。すごく嬉しくて、そしてカッコイイ曲でした。
レゲエなんですよね、この曲。RANCIDも大好きなバンドなので次回取り上げたいと思います。
巷では、CypressHillはウェッサイ(WestSide)というHIPHOPでいうところのジャンルに該当するそうですが、いまいちこのウェッサイというのがよくわかりません。
一応それに該当する他のラッパーの曲も聴いてみたのですが...
普段ロックをメインに聴いてる人に聴いて欲しいラップグループですね。
Armed And Dangerous [Explicit]
- アーティスト: サイプレス・ヒル
- 出版社/メーカー: Priority
- 発売日: 2010/04/21
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ちなみにCypressHillといえば、Bリアルがメインですが、センドッグがソロで出したアルバムもめちゃくちゃかっこいいのです。ちょうどKornやLimpが流行っていた頃なのでいわゆるニュー・メタルなんですけどね。
Zone (Featuring Mellow Man Ace And Rude Dog) [Explicit]
- アーティスト: Sx-10
- 出版社/メーカー: X-Ray / Latin Thug Records
- 発売日: 2000/01/01
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一度でいいからライブでみてみたいなぁと思っていますが、日本じゃ無理ですかね。