底辺過ぎてちょっとビビる

26歳からIT業界にいるエンジニアが、まったく成長できてないことを確認するブログ。備忘録的に使いたいとも考えています。

【雑記】いわゆるハーレム系ラブコメ漫画は主人公がいる必要性が感じられない

いい年して未だにジャンプ読んでます。最近はもっぱらハンターハンター連載のためにジャンプを買ってましたが、御存知の通りハンターハンターは単行本が出せる分だけ連載しては、休載して連載して休載しての繰り返しです。ハンターハンターの連載再開のたびにジャンプを買うようにしてたんですが、それ以外の漫画もけっこう面白かったりするので、お風呂の友として(風呂場でジャンプ読むことで自然と長湯になる)最近は普通に毎号買うようにしてます。

 

最近のジャンプはいわゆる恋愛漫画の割合が増えたのかな~、という印象です。今だと、「ぼくたちは勉強ができない」「ゆらぎ荘の幽奈さん」「クロスアカウント」と20連載中3作品も恋愛漫画があります。そんなに必要か?という感じですが、需要があるんでしょうか。

 

この3作品のうち2作品(ぼくたちは~、とゆらぎ荘)はいわゆるハーレム系ラブコメ漫画です。

 

  • 一人の男性主人公がいて、
  • 主人公の周りにはほぼ女性キャラクターだけが存在し、
  • 女性キャラクターのほとんどが主人公に対して好意を持つ、

 

というパターンの漫画です。個人的に恋愛漫画は疎い方ですが、三角関係になるとかではなく主人公だけに複数の女性からの好意が向くパターンの漫画多すぎじゃないでしょうか。ジャンプでもちょっと前に連載していた「ニセコイ」とか、雑誌は移りましたが、「To LOVEる」とか。

 

主人公にとって障害が一切存在しない世界

読んでて顕著なのが、最近のラブコメっていわゆるライバルキャラって存在しないんですね。主人公と女の子を取り合うようなキャラクターが存在しない。「めぞん一刻」で言えば三鷹さんみたいなキャラクターがいない。

 

なので、主人公はたくさんいる女の子の中から「誰を最終的にチョイスするか」だけになっている。最終回までに色んな女の子といい感じになるけど、それはなんとなくカオスを作らないと物語が平坦になるのでそういう過程が必要になるから。

 

それと主人公はまったく積極的にはならない。極端に言えば「好きだ」という言葉も最後の最後まで女の子に言わない。あくまで女の子からのアプローチがほとんどで、主人公は受け身を貫く。エッチなハプニングも女の子が勝手に巻き起こすので、主人公は甘んじるだけでよい。転がった先がたまたま女の子のスカートの中だったり、何かつかもうとした手がたまたまつかむのは女の子のおっぱいだったりする。

 

女の子はなぜか主人公以外に対象となりえる男性キャラクターが存在しないので、そういうセクハラじみた行為がなされても、決して主人公を生理的に嫌いになることはない。というか女の子側が主人公に少しでも好意を持ってれば、そういうセクハラをされても主人公に対する感情に変化が起こらないと決まってるような感じだ。

 

言ってみれば、ハーレム系ラブコメ漫画という舞台に配置された装置としての役割しか彼女たちには与えられていないので、本当によほどのことがない限り女の子たちが主人公を一方的に嫌う、というような状態にならない。すごい世界だ。

 

 

主人公ってなに?

特に自分からアクションを起こすわけでもないのに、勝手に女の子から好意を寄せられ続ける主人公の物語を読んでいても、なんの感情も起こらない。普通年頃の高校生が目の前で女の子から迫られたらあっという間に一線を越えると思うのだけど、主人公は恐ろしいほどの自我でそういう部分を抑えるので物語は特に進展しない。

 

主人公が最終話にならないと必ず拒否するので、勇気を絞って迫らった女の子はただただ迫り損なだけ。裸で抱き合って一夜を過ごすようなことがあっても、翌日以降は何もなかったかのように主人公との関係性は続いていく。主人公といえば、「パンツ見ちゃった」「おっぱい触っちゃった」程度のドキドキは味わうものの、一過性の感情でしかなくまた普通に他の女の子と謎のハプニングの巻き起こる日常に戻っていく。感覚が麻痺してるのかな。

 

 

女の子はアクションを起こす側、主人公はアクションを受ける側、という決まりきったシチュエーションしかないのはなぜなんだろう。もちろん主人公がアクションしてしまったらハーレムモノとしての物語が終焉するから、というのはわかる。物語において受動的に動かす存在ではない主人公ってどういう存在なんだろう。何かアクションを起こすからこそ、主人公といえるのではないかな...

 

関係あるのかどうかわからないが、「ぼくたちは~」や「ゆらぎ荘~」の主人公は自制が効き過ぎてるので、何かエッチなハプニングが起きても(例えばおっぱいがあらわになるようなシーン)、そっぽを向くか顔を隠して照れているだけで状況を乗り切る。家に帰ってそのシーンを頭に思い返して身悶える、というようなことは一切しない。こういう自制が効き過ぎてる主人公像というのはおそらく読者からのいらぬ反感を受けないようにしているのだろうと思う。

 

あくまで主人公は冷静で倫理観の高い存在、とすることで「主人公はいい男」というキャラクターとして作り上げようとしているのだろうけど、現実離れしすぎていてむしろ嘘くさい。煩悩を完全に切り離す修行を積んだ修験者か、というレベルなのだけどこれを「いい男」として見るのはちょっと無理がある気がする。

 

こんな感じでまったく人間味がない主人公なので、はっきり言って彼らが話に登場しなくても漫画としては成り立つ(女の子主導で勝手にエッチなハプニングが起こるだけなので)のがハーレム系ラブコメの認識なのだけど、どうだろうか?女の子同士が仲良くなにかする、というだけで漫画として成立してしまいそうな気がする。ラブコメのラブ(=恋愛)をどのように展開させるか、というのがどれだけ物語の構成として重要ではないかを体現していると思う。

 

ハーレム系ラブコメだから楽しめないというわけじゃない

おそらく恋愛ゲームでさえ、主人公が日々のパラメータアップを怠けたり、選択肢で失敗すれば女の子たちは主人公への高感度は下がるだろうし場合によっては修復不能になるのではないか?プレイヤー=主人公と考えると、女の子キャラクターにどうにか振り向いてもらえるようプレイも考えたりするわけで、受動的ではなく能動的になる。

 

ゲームではない漫画ではあくまで主人公の人格は読者とは別にあって、彼の行動や心理を見守ることしか出来ない。ところが、ハーレム系ラブコメにありがちな「一切波風の起こらない物語」では、文字通り何も起こらないのでなにを目的に楽しめばいいのだろうと思ってしまう。楽しめるポイントは皆無に思えるが、作品によってはアニメ化したりするほど人気になったりするので楽しめてる人との感覚のズレを意識してしまう。どこをどう読めば楽しめるのだろう。主人公ではなく、彼女たちに感情移入すればいいのだろうか。

 

ハーレム系ラブコメに限らず、「どういう展開になるのだろう」というハラハラ・ドキドキやカタルシスの一切ない物語は個人的にあまり面白く感じない。バトル漫画でも、何故か主人公は苦戦するような展開があってもなんだかんだいってうまくいってしまうような物語は読んでいて退屈。有名な漫画で言えば、「ブリーチ」なんかはカタルシスを一切感じられない物語だった。言い方を変えれば想定内の話が延々続く物語は面白くない、ということ。サザエさんの世界と同じだと思う。

 

こういった波風が起こらない物語は、むしろ読者側が望んでいるというのをどこかで読んだ記憶がある。たとえば最近のラノベでは主人公が一切苦労しない展開(=いわゆる無双やチート能力満載)でないと読者がストレスを受けるのでダメとかいう話。そんな読者がほんとに大半なんだろうか。そんな読者はごくごく一部にしか存在しないのでは??

 

実際、ハーレム系ラブコメ物語として楽しんでる読者は実は一人もおらず、支持してる読者もあくまで可愛い女の子たちが可愛くエッチに存在しているそのシチュエーションだけがよいというだけなんじゃないか、というのが個人的な感覚。つまり主人公は本当に添え物として誰からもなんとも思われていないんじゃないか...という。詳しい方教えてください。

 

 

 

今回のエントリーとは全く関係ないですが、「青春兵器ナンバーワン」と「トマトイ・プー」は好きです。「鬼滅の刃」も好きです。

 

 

 

FAST DIVE

FAST DIVE

 

 

 

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※3日目その2

1日目はこちら ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※1日目 - 底辺過ぎてちょっとビビる

2日目はこちら ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※2日目 - 底辺過ぎてちょっとビビる

3日目のその1はこちら ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※3日目その1 - 底辺過ぎてちょっとビビる

 

 

瑞芳駅からバスに乗って、九份らしきところでバス停で降りたが、果たしてここは本当に九份なのか・・・。

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九份かここ・・・?

思ってた風景とだいぶズレが生じていたので、ジュースの搬入作業をしているお兄さんに「九份のそれっぽい写真」を見せて、「ここはどのあたりですか?」と聞いてみました。するとそのお兄さんもどう答えたものか・・・と言った様子で近くの「九份入り口」らしきアーチを指差し、「あのへんからだよ」と教えてくれました。

たしかに旅行者らしき集団がたくさんいる!きっとあそこから九份がスタートするのだ!「謝謝!ありがとう」とお礼を言って、僕はそちらに向かって歩き出しました。

 

ここが夢にまでみた九份だ~!

アーチ?をくぐって通りに入ると思っていた九份ぽさのある道なりがあらわれてきました。いわゆる赤い提灯が飾られている通りです。通りの向かいはほとんどお土産屋さんや飲食のお店があり、平日だというのに旅行者でぎゅうぎゅうです。

 

進むのもやっとですが、とりあえず喉が渇いたので適当な店でアイスコーヒーを注文して歩きまわることにしました。しかし、赤い提灯がないと普通の日本の観光地っぽい感じです。通りの雰囲気とかお土産とか飲食が台湾ぽさがありますが....

 

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神奈川県の大山を思い出す感じ

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                実際の昼間の九份

 


ただ、異国情緒があって歩き回ってるだけでも楽しいことは楽しいです。道が細いのと、山なのでたくさん歩くと足が痛くなるくらいになるので歩きやすいスニーカーできたほうがいいでしょう。中国人の旅行者が多かったですが、日本の高校生の修学旅行生もけっこういました。猫がいたり、のんびりしたムードのある場所でした...

歩きまわって歩きまわった結果、やっと九份九份らしきスポットを見つけることが出来ました!!!細い階段でしたが、ネットや旅行パンフレットでよく見かけるやつです。

 

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ここが例の・・・(位置は違うけども)

とりあえず写真に収めることが出来たので九份にきた意味の9割が完成しました。あとはまたウロチョロとしたのですが、後半は足がボロボロだった記憶しかありません。一応、台湾にきたので「せっかくだから」ということでお茶屋さんに入りましたが、値段がめちゃくちゃ高かったです。雰囲気は良かったですけど、一人でお茶を飲むだけで800台湾ドルはどーかなー、という感じでした。

出来れば夕方くらいから来れば、もっと雰囲気も良かったかもしれません。というか夕方以降じゃないと本当の九份の観光地としての本領は発揮されませんね。

 

3泊4日の予定が2泊4日になってしまった

山道を下って、近くのお寺を見たりして満足したのでバスで駅まで向かいました。そしてホテルに帰ったのです。本当はホテルに到着して夕飯を食べてゆっくり眠りたかったのですが、翌朝6時が飛行機の出発だったのでホテルに泊まってしまうと空港のチェックインに間に合いません。なので、泣く泣く22時頃にホテルを早めにチェックアウトして、桃園空港に向かいました。実は台北駅から空港に向かう最終列車が23:10頃だったので、台北駅到着がかなりギリギリでした。台北駅までの道すがらタクシーの中で生きた心地がしませんでしたが、なんとか終電前に駅に到着できてすごくホッとしたのを覚えています。

 

「空港で夕飯を食べればいいか」と安易に考えていましたが、当然空港内の飲食店もそんなに深夜まで営業してません。仕方ないのでコンビニで簡単な食事と最後の台湾ビールを買って夕飯にしました。

 

ビールを飲めば朝まで寝られるかな~と思ったのですが、空港内は当然明かりも強く、いろいろなアナウンスが響いていてあまり寝るには適した感じではありませんでした。疲れていたのですが、「もし寝坊したら大変だ」という緊張があったせいかもしれません。それと空調がかなり効いていて、寒いくらいだったというのもあります。寝れたのか寝れてないのか中途半端な状態でしたが、チェックインの時間になったので荷物を抱えて空港カウンターまで行きました。チェックイン後に空港内をウロウロして、しばらくすると手荷物検査の時間になり、それを済ませて慌てて開店しだしたお土産屋さんで台湾土産をいくつか買いました。

 

なんとかお土産を買って、飛行機に乗り込んでしまうと途端にとてもさみしい気持ちになりました。

 

 

台湾にまた来たい

「もう日本に帰らなくちゃいけないのか・・・」

 

特に美味しいものを食べたわけでも、観光地をたくさん巡ったわけでもないですが、今回の台湾旅行は非常に楽しいものでした。一人旅、ということもありなにをするにも自分で決めるのは大変でしたが(特に荷物を全部一人で見ないといけないのは大変だった)、台北市内をほんとうにウロウロしまくって日本との違いにとてもワクワクしました。見るものすべてが新鮮で、

 

「モノとして残らない旅行にいくより、物理的な何かを買ったほうが良い」

 

と考えていた今までの自分の考えがとても変わった旅でした。旅行から日本に帰ってきてもふとした瞬間に台湾旅行のことを思い出している自分がいます。決して金銭的に余裕のある旅ではありませんでしたし、行き当たりばったりの効率の悪い旅程でしたが、「旅行ってこんなに楽しいものなんだ」と感じることの出来る体験でした。

 

誰かに連れられていく旅行はあまり興味はありませんが、今回のような一人旅はとても楽しいな!というというのが全体的な感想です。トータルでかかった費用は3泊4日でだいたい8万円くらいでしょうか。そのお金があればPS4も余裕で買えますが、旅行で得られる色々なもの(国の違いについて考えたりもするようになった)も非常に貴重なものです。

 

また、台湾旅行いくぞ~~!!

 

 

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【PS4】Horizon Zero Dawn Complete Edition

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初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※3日目その1

2日目は歩き回ったせいで、足がバッキバキになった。マッサージしてもらってギリギリと言う状況で、結局ホテルに帰ってバタンQだった。

 

■1日目はこちら ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※1日目 - 底辺過ぎてちょっとビビる

■2日目はこちら ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※2日目 - 底辺過ぎてちょっとビビる

 

いざ九份へ!

3日目は台湾旅行に行く前から、「ここは絶対行くぞ!」と決めていた九份に行くことにしました。九份は場所の名前は知らなくても、「千と千尋の神隠しのロケーションのモデルになった...」と言われたら知ってる人も多いのでは?

 

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九份のイメージ)

 

調べたところ、台北駅から瑞芳駅に移動するか台北駅からタクシーまたはバスで移動する方法があるということだった。タクシーだと割高になるし、バスの場合座れなかったら地獄だし、電車で行くの一択だった。

 

スープの薄味になれない!

駅に行く道すがら、朝ごはんをどうしようか考えていたのだけど、「ヘルシー、美食」な感じのおしゃれなカフェがあったので二日間くらいずっと台湾地元飯みたいなのばかり食べていたので、「今日くらいこんな感じでいいか」と思ってお店に入りました。

 

モーニングだったので、チキンソテーとトースト、サラダのワンプレートでした。フルーツも添えてあって非常にヘルシーでした。それだけだとボリューム的に不安だったので、野菜のスープも注文しました。

 

ワンプレートはまぁ普通というか美味しかったです。

スープは相変わらず、というか味がうっすい。今回のスープは塩味もさらになく本当に薄かった...

 

 

優しい台湾人に助けてもらってばかり

お腹も満たしたところで、雙連駅に移動しそこから台北駅にまた移動しました。流れ的にはこういう感じ。

 

ホテル→(徒歩)→雙連駅→(MRT)→台北駅→(在来線)→瑞芳駅

 

雙連駅から台北駅まではスムーズに移動できましたが、台北から瑞芳駅までの行き方がはっきりしなかったので改札前でウロチョロしていたところ、

 

「どうしましたか?」とおじさんが声をかけてくれました。

 

おじさん「九份に行きたいのですか?」

わたし「そうです」

おじさん「自由席で行きますか?」

わたし「(事前に調べた情報だと快速があるというのを見たので)できれば指定席で行きたいと思っています」

おじさん「そうですか。(列車の時刻表を指差して)快速だとあと1時間も電車が来ませんから、自由席の電車はあと5分で来ますし、そちらの方がいいですよ。ホームは2番線ですよ。大体50分くらいかかりますよ」

わたし「そうなんですか!ご丁寧に教えてくださり、ありがとうございます!謝謝!」

 

そういうとおじさんはにこやかに去っていった... すべて日本語の会話だった。ものすごく優しいおじさんに助けられて無事に瑞芳駅に向かう電車に乗ることが出来たのであった。電車に揺られて大体40分位。おじさんが言うより電車は早く瑞芳駅に到着しました。

 

瑞芳駅に到着して、駅の改札を出ると付近の案内所があり「日本語OK」と書かれている看板がありました。案内所にはおじいさんが一人座っていました。

 

わたし「ニーハオ、こんにちは、すいません日本語OKと書いてあるのですが...」

おじいさん「こんにちは、日本語OKだよ、台湾は何度目?日本から来たの?日本のどこ?」

おじいさんはにこやかに対応してくれました。

わたし「初めての台湾です。日本の東京から来ました。九份に行きたいのですが」

おじいさん「ここからタクシーかバスで行けるけど、タクシーは高いからやめたほうがいいよ。少し歩くけど、バス停があるからそこからバスに乗っていけばすぐつくよ。お昼はもう食べたの?九份にも食事するところはあるけど、高いからこのあたりで食べていったほうがいいよ」

わたし「そうですか、ではバスに乗っていきます。お昼はもう済ませてきちゃったので大丈夫です。ありがとうございます。謝謝!」

おじいさん「バス停は駅を出て左にあるからね」

 

めちゃくちゃ流暢な日本語と優しい案内をしてもらいました。とても嬉しかった。

 

 

ここは九份なのか?

たしかに駅から左に進んでしばらくするとバス停が見えてきました。バス停にはすでに何人か客が待っていたので一緒にバスを待ちました。10分程度でバスが来たので、バスに乗り込み九份に向かいます。九份は小高い山?にあるのでカーブの続く山道をぐんぐんバスは進んでいきます。結構怖かったです!バス内では「次はXXに止まります」というようなアナウンスは流れませんので、「えっどこで降りればいいんだろ?」

 

なんとなく人が大勢いるところでバスが停まったので、慌てて降りました。駅から二つ目のバス停だったですね。

 

「果たしてここが本当に九份なのか・・・」

 

見晴台のようなところでは海が望める絶景でしたが、いわゆる九份ぽい雰囲気とはなんだか違うような・・・。

 

その2につづく!

 初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※3日目その2 - 底辺過ぎてちょっとビビる

 

 

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なぜ台湾人は世界一親日家なのか? (みちのく文庫)

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台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸を張りなさい

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初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※2日目

 

台湾1日目は疲れてバタンキューになってしまい、ホテル到着後に軽く食事してすぐに寝てしまいました。

 

前回の記事 ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※1日目 - 底辺過ぎてちょっとビビる

 

朝ごはん&昼ごはんを食べよう!

2日目は朝起きて、お腹が空いていたので「台湾らしい朝ごはんを食べよう!」と思いました。台湾らしい朝ごはんってなんだろうと考えたら、お粥とか飲茶とかそういうのを想像しますが、まさにそんな食事です。ちょっとネットで検索したところ、ホテルから歩いてすぐの場所に朝市がやっていて、その朝市の中に有名なお店があるということで向かいました。この時点で11時でした。

 

歩いて大体15分位。到着したら11:30くらいになっていました。目的のお店は見つかったので、さっそく適当に注文しました。席につこうとしたら「Take Out Only」という声が聞こえたので振り向くと、店のおばちゃんが時計を指差して、「11:30でお店は終わりなので、店内で食事では出来ないよ」と教えてくれました。

 

ズコー!

 

注文した商品を受け取ると、お粥はありませんでした。お粥っぽいメニューを注文したつもりでしたが、そうではなく、クロワッサンみたな食感のパンに肉が挟まったやつと肉まん、それに豆乳ジュースという組み合わせでした。

 

お店の近くのベンチに座ってパンと肉まんを頬張りました。「まぁまぁかな...」という感じです。3つでだいたい400円くらい。肉まんは全部食べましたが、パンの方はちょっとパサパサ感が強くて、そのままMRT(台湾の足とも言える地下鉄)を使って台北の方に向かうつもりだったし、これでお腹いっぱいにするのはなんか癪なので食べきらずに捨てました。台湾では公共の乗り物内では飲食NGなのです。破った場合罰金もあり得る上、荷物になるからです。

 

向かうは世界一の高層ビル、台北101です。

 

台北101はデカかった

昨日桃園空港から台北に向かう際にMRTを使ったので、もう慣れたものです。ササッと改札を通って台北に移動しました。台北駅の1番出口を出ると、もう目の前に台北101は見えてきました。

 

でっけ~!

 

さっそく展望台まで登ろうかと考えましたが、いきなり登ってしまうと他にすることも無くなりそうなので、まずは昼食の続きをしようと思いました。とにかく周辺をウロチョロしてる間に小雨が降って来たりました。折り畳み傘持ってきてよかった~!台湾では急な雨は日常茶飯事なので折り畳み傘は必須です。全然食事するところが見つからないので、台北101ビルのB1Fに行ってみました。ここはフードコートがあるのですが、ちょうど昼時だったため、鬼のように混んでいます。

 

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コリアン料理にタイ料理、日本のメニューもありますが、ここはせっかくなので台湾のローカルフードっぽいところで注文しました。そぼろみたいなのが載ってるご飯物と青野菜の炒め物、それに野菜のスープのセットです。

 

「まぁまぁかな~~~」

「スープは味がない!」

 

という感想です。スープは塩で味付けしてるんだろうけど、ダシとってないのか味に深みがない...。中途半端な満足感でとりあえず台北101を出て、周りを散策再開。近くに昔ながらの建築をそのままに、リノベーションして可愛らしい感じになっている「四四南村」という場所に着きました。緑が多くてとてものんびりした雰囲気のスポットです。ここで雑貨などを見ながらブラブラしました。

 

喉が渇いたような気がしてきたので、その近くにあるファッションビル内のカフェでホットコーヒーを飲んでしばらく休憩しました。Lサイズのコーヒーを頼んだのですが、かなり量があったので飲みきるのが大変でした。

 

ファッションビルを出て、台北101がある大通りでない細い路地のある通りを散策して歩き回りました。台湾では居酒屋が全くない代わりに、そこら中にカフェがあります。日本でもチェーン店のコーヒーショップが多いですが、台湾も負けてないくらいたくさんあります。いい加減歩き疲れたので、台北101に戻って展望台に登ることにしました。

 

5Fのチケット売り場でチケットを購入し(600台湾ドル)、列に並びました。平日の割に結構お客さんが多くて、エレベータまで20分くらいかかったでしょうか。エレベータに乗ると一気に89階まで登ります。気圧の変化が激しいので、「耳が痛くなる場合はつばを飲み込みましょう」というアナウンスが流れました。

 

展望台に到着すると、人、人、人、という感じでそこら中に中国人ばかりでした。下界の眺めは最高で、まるでミニチュアのような感じでとても興味深かったです。上から眺めて気づいたのですが、近くに博物館がありました。行こうかな、と思いましたが足が限界だったのでやめました。また、建設中のドーム球場も確認できました。

 

台湾のビルの形は結構個性的で、どれもオリジナリティがあり眺めていて飽きませんでした。色合いも日本のように白やグレーだけでなく、淡いオレンジっぽいビルが多かったように思います。中国の文化圏だからでしょうか?

 

それと高層から眺めて気づくのですが、台北という超都会のわりに結構周りは小高い山に囲まれれていることがわかるのです。ビルだけでなく緑が多くてとても環境が良いように感じました。日本だともう山が削られてビルが建っているであろう場所がそのまま山として残っていて、山の中腹にビルが建っているのです。共存している感じがあって非常に良かったです。

 

いい加減足の疲れがピークに達してきたので、台北101から退散して、帰ることにしました。ただ真っ直ぐ帰るのもつまらないので、中山駅というところで降りて、足裏マッサージをしてもらうことにしました。

 

 

台湾の足裏マッサージ体験

中山駅を降りて、だいたい15分位歩いて目的のマッサージ屋さんに到着しました。ちょうど店の前でオーナーらしき女性が割引チケットを配っていたので受取り、そのまま店に入りました。店内には先客の日本人女性が施術中でした。

 

短パンに着替えて、いざマッサージです。おじさんの先生が担当でした。中国語がわからないのでどのくらいの強さでマッサージをしてもらえばいいか不明だったのですが、日本語で「このくらいで大丈夫ですか?」と聞いてくれたので、耐えられそうな感じだったのでそのままお願いしました。

 

60分で900台湾ドル。楽になったような、そうでもないような。よくわからない感じですが、やってもらわないよりはマシかなぁというレベル。アイフォンの万歩計アプリで本日の歩数を見てみたら12キロも歩いていたので、そりゃ疲れますね。

 

オーナーさんから近所の美味しい中華屋さんを教えてもらいましたが、ちょっと高級店過ぎて、入りづらかったので近くにある食事処に入りました。適当に肉が載ってそうなご飯と青菜の炒め物(昼間に食ったのと同じヤツ)と野菜のスープをチョイス。肉が乗ってそうなご飯は豚の角煮がたくさん載った丼でした。これがものすごく美味しい!今まで食べた台湾料理の中で一番美味しかった!青菜の炒め物もまぁまぁ美味しい!スープはやっぱり味がしない!この三点で150台湾ドルでした。

 

満足したので、そのままホテルに帰りました。 しかし、歩きまわって疲れた~~!

 

 3日目につづく ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※3日目その1 - 底辺過ぎてちょっとビビる

 

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初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※1日目

仕事のキリがついたので、前から計画していた台湾旅行に行ってきました。実際、仕事中は「台湾行くぞ台湾行くぞ」と強い気持ちを持っていたのですが、いざ仕事のキリがついていつでも行ける状態になると、「一人で海外旅行なんて出来るかな」「LCCという格安航空券使って、格安ホテルに泊まっても最低4~5万掛かるし、現地の食事代とか交通費とか諸々で3万は掛かるだろうし、トータル8万円は贅沢なのでは。8万あったらPS4だって余裕で買える」とか色々考えてしまって、「やっぱ行くのやめようかな」とか考え出してたんですけど、「もうこんなタイミングはなかなかないぞ」とエイヤッと勢いで予約サイトで航空券とホテルを予約していました。

 

出発前にやったこと

台湾でもネットを利用したかったので、どうしたもんかと思っていたのですが、Wi-Fi機器をレンタルすることにしました。4日間でだいたい6000円くらいでした。台湾ではそこらじゅうにWi-Fiスポットが有るのですが、何かと便利だと思いレンタルすることにしました。実際、借りて良かったです。あとは成田までの移動に電車もいいのですが乗り換え等が面倒なので高速バスを予約しました。片道900円なのでとても安価でいいです。

  • 成田空港への高速バスの予約
  • 海外で使えるWi-Fi機器の予約

 

 

 ↓今回のひとり旅行でとても役に立った本

 

成田空港から台北の桃園国際空港へ

3泊4日という比較的短い旅程だったので、荷物は最低限に詰めて出発しました。海外旅行、そもそも旅行自体全然普段まったく行かないので、飛行機を使って旅行する手順を知らなかったので、着いてすぐ飛行機に乗るものだと思っていた。

 

 

  • 飛行機の出発1時間前には飛行機会社のカウンターでチェックインをする必要がある
  • 飛行機の出発30分前くらいには飛行機の搭乗口にいなくていけない
  • チェックイン後に荷物検査とか色々時間がかかる(20~30分くらい)

 

特に「チェックイン」の知識がなかったので、当初バスで成田空港に向かうプランを飛行機出発の1時間前に到着するような予約をしていた。あとから気づいて、2時間前には到着するようなバスに乗れるようにしたので助かったけど、知らずに当初の予定通りのバスで向かっていたら、その時点で旅行は終了していた...

 

成田に到着してからはなにをしていいのかわからなかったけれど、とりあえず朝ごはんと日本円を台湾ドルに両替だけして過ごした。時間はあっという間に過ぎて、搭乗時間ギリギリになってしまった。

 

 

無事に台北の桃園国際空港到着

 

日本を出発して、3時間で台北の桃園国際空港に到着。LCCを利用したので、機内ではサービスゼロ。喉が渇いたけど、コーラが4ドルもしたので我慢しました。台湾は日本に比べて暑い、という話でしたが気温差は3℃か4℃くらいで暑くもなく涼しくもなくという非常に快適な気温でした。

 

さっそく観光を、と思ったけれど荷物が邪魔すぎるのでまずは荷物をホテルに置くことにしました。桃園空港からはバスやタクシーなども利用できますが、一番早くて値段もお手頃な桃園空港線桃園機場捷運)を利用しました。桃園空港線を利用しました、と簡単に言いましたがいきなり使ったこともない台湾の電車です。

 

切符売り場でマゴマゴしていたら、スタッフの人が優しくどんな切符を買えばいいのか教えてくれたので助かりました。切符というか、日本のパスモのようなチャージするタイプのカードを購入して利用するのが手軽で良いです。

 

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ホテル到着で1日目終了

ホテルに近い、雙連駅に到着してからホテルを探し歩いたのですが、ホテルの場所がまったくわからず延々歩き回って(大体1時間位)、タクシーのおじさんに助けてもらったりしてやっとホテルに着きました。ちょうど日本語のわかるスタッフがフロントにおらず、簡単な英語でやり取りして部屋に入りました。

 

部屋はワンルームでシャワー室とトイレがセットになってるタイプの部屋でした。テレビとエアコン、冷蔵庫がありWi-Fiが完備されていてとても快適でした。ただ、電気系統は部屋のカードキーをセットしないと電源が落ちるタイプの部屋だったので冷蔵庫はあまり使えませんでした。

 

「食事でもするか!」と思ったのですが、どこでなにを食べればいいのかさっぱりわかりませんでした。台湾では自炊するより外食するのが普通なので、そこらじゅうに食事する場所(屋台的な店とか道路に面した簡易的な店)が多いのですが、台湾ビギナーとしては漢字メニューもよくわからないので躊躇してしまい結局1日目の夕食はコンビニ(ファミリーマート)のスパゲティと台湾ビールにしてしまいました。

 

台湾ビールは喉越しも爽快で非常に美味しいビールでした!スパゲティは味がぼやけた感じで全くおいしくなかった!

 

初めての一人海外旅行の疲れもあり、あまり食欲もなかったのでビール飲んだら眠くなってしまいその日はそのままベットに倒れて寝てしまいましたとさ...

 

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 二日目に続く ↓

初めて一人で海外(台湾)旅行に行ってきました ※2日目 - 底辺過ぎてちょっとビビる

 

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そうだ、台湾いこう

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