実はこんなんでも、エンジニアとしては一応成長していた
「俺なんかでも成長していた!」
そんな大層なことでもないし、退化している部分のほうが多いのであまり大きな声では言えないし、エンジニアという階段が100段あったら5段目くらいですが。
最初、UNIXに触れた時本当にわけが分からなかった。
「ディレクトリってなんだよ・・・わかりやすくフォルダって言えよ・・・」
「相対パスとか絶対パスってなんだよ。今オレはどこにいるんだよ・・・(pwdコマンドを知らなかった)」
「コピーなんて右クリックで簡単にできるのに、なんでいちいちコピー元とコピー先を指定しなきゃいかんのだ・・・」
「(コマンドのリファレンスをパラパラめくりながら)どんだけ種類があるんだよ・・・しかもコマンドだけじゃなくてオプション・・・?覚えられるわけがない!」
などなど・・・
自社の研修ではVBを使って、C言語のコンパイル(makeファイルも知らなかった。当然。)していたので、案件先の現場に放り込まれたときはパニックになってしまった。
今思うと、何故Cの研修をしているのにWindows環境でやっていたのだろう。
当然teratermなんてなにがなにやらだし、FFFTPだって何に使うものか想像もつかなかったわけで。
開発現場でcp aaa ../xxx/ とか紙に書いて勉強したけど、頭になかなか入ってこなくて
辛かった。ディレクトリ構成ってのがほんと迷路みたいで、ファイルのコピーもなかなかできなくて。一応自社の上司が一緒だったので教えてもらいつつ作業をこなしていたのだけど、あまり教え方がうまくなったのかなと今は思う。
そして現在、割と当たり前のようにコマンドを使って色々やっているけど、一応成長しているんだなぁ、とふと思いました。
Windowsだけで開発していた時と違って、UNIXやLinuxは世界が違いすぎる。
感覚で操作ってのが出来ないからね。
というか、cpコマンドの-pオプションにしてもプログラマになって3年目くらいに知ったからね。タイムスタンプの重要性ってのをほんとに知らなかった。
コピーしてるんだから一緒だろ、と思ってました。Windowsじゃ(多分)あまり意識しないでコピーするでしょう?
ホントのプログラマ1年生とかには優しく教える自信があるんだけどなぁ。
すぐに追い越されちゃうね、きっと。