自分のエンジニア的な要素を簡単に言うと、とにかくやれることの幅がめっちゃ狭い。面談等で「特に何が出来ますか?」という質問には「C言語での開発経験が長いです」と答える。最近、この答えのウケが悪い。
今までいろいろなプロジェクトに参画してきたが、ほぼC言語(そのほかに、VB.NET、C#、C++、VBscript、Javascript、シェルも一応触ってきたが)のみでここまでやってきた。いわゆるオープン系の開発という感じではあるが、WEB系はほぼノータッチだったといってもいいと思う。ごくたまWndowsのアプリケーション開発に放り込まれたことがあるが、Cとの開発環境の違いにとまどいまともにプロジェクトを続けることができなかった。いずれも短期でプロジェクトから外れている。
と言われてやってはみたものの、開発環境が違えばデバッグやテストも違うので「?マーク」が点滅している間に自信を喪失してしまう。なにがなんだかわからないので、「これは質問していいレベルなのかどうか」も判断できない。聞けないまま時間だけがただ過ぎていき、関係が悪化する。
結局手元に残っているのは「C言語ができる(た)」という武器だけ。今は二刀流も三刀流も当たり前の人が増えてる状況でこれはヤバいと思う。
とにかく焦る
実際C言語くらいしかまともに(今、Cの実装をやれと言われたら躊躇する。最近全然Cに触れてないのですっかり忘れているはず・・・という問題はあるけどそれはそれとして)やってきてないので、ほかの言語を勉強しよう!と思うけど、じゃあいったいどれがいいのってすごく悩む。
自宅のPC環境がWindowsマシンだということもあり、VisualStudioを開発環境として使えるので「VC++」「C#」なんかも勉強したい。しかし、実際の業務では「Java」を使うシーンが多いのでEclipseを入れてJavaも勉強した方がいいと考えたりもする。以前C#を使った現場では、単純にC#だけでなく、画面系やサーバサイドの実装に「HTML/CSS」や「Javascript」が使われていて、とても混乱したので出来ればそのあたりの言語も学んでおきたい。
Javascriptのようなスクリプト系言語でいえば「Perl」や「PHP」、「Ruby」も知っておいた方がいいんじゃないかと思う。
Twitterのエンジニア界隈のツイートを眺めていると、「Scala」や「Python」などあまりなじみのない言語についての発言も散見される。
知らないことやモノばかりで世の中にあふれていることに改めて気づかされる。こんな状況で今後やっていけるのか・・・
というヒリヒリした焦りにも似た感覚だけは加速するのに、何に手を出せば正解なのかどんどんわからなくなってくる。ここではプログラミング言語だけを挙げたが、実際はDBのもっと深い知識も必要だと思うし、開発ツールや、フレームワークの知識だって全然足りてない。焦りだけはただただ募る。
知らなくていいことなのか、知っておくべきことなのか判断つかない
現状
今はとりあえず、Javaの本を読みつつ、Javascriptの本を読みつつ、Perlの本を読むという言語ヤリマン的な乱読状態をしている。PHPの本も読みたいとすら考えている。
正直深みはゼロだ。せめてどれか一つに絞るべきなのかとも思う。そして、これが問題なのだけど実際面談の場では実務でやっているわけではないので「**をやったことがあります」とアピールするものにはならないということ。
正解が判らないといったが、言語選定に正解なんてないってわかってる。唯一正解だと思える道は「実際にプログラムを書いて動かすこと」だということ。ツイッターのエンジニア界隈の発言に惑わされるのもまぁいいかなぁと思う。
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