底辺過ぎてちょっとビビる

26歳からIT業界にいるエンジニアが、まったく成長できてないことを確認するブログ。備忘録的に使いたいとも考えています。

【失敗の記録】株を始めてみました

今まであまり投資ということを考えて生きてませんでしたが、「インベスターZ」という漫画を読み始めた影響で株を始めてみました。

 

インベスターZは、

ある北海道の中高一貫校に通う普通の中学生の少年(成績は新入生の中でトップ)が学校に存在する「投資部」に誘われ、そこから株やFXといった投資を覚え始め隠れた才能を発揮していく...

という内容です。そもそもインベスターZを読もうと思ったきっかけとして「そろそろ株でも始めてみるか」という思いがあり、色々と初心者向けの本はあると思ったんですが漫画の方がわかりやすいだろうということで手に取りました。まぁ漫画なので展開とかはドラマチックすぎる部分もあるのですが、「株をやってみようかな?」と迷ってる自分からすると「やってみたら楽しいよ」と背中を押してくれるような内容でした。

 

インベスターZ(1)

インベスターZ(1)

 

 面白いので、興味のある方は、是非どうぞ

 

どの株を買うか

株を買う、というのを決めたものの「どこで」買うか、「どんな」株を買うかが何も決まってませんでした。

 

どこでについては色々とあると思うのですが、自分が普段使ってる銀行が三菱UFJ銀行だったのでカブドットコムを使うことにしました。普通口座からカブドットコムへの資金の移行も簡単だったためです。手数料とか本当は色々比較すべき部分もあったと思うのですが、その辺りはあまり考慮せず・・・という感じです。

 

次にどんな株を買うか、についてですが自分自身の職業がITエンジニア(SE)ということもあり少なくとも知ってる業界の方がいいだろうということでIT系の株をチョイスしました。

 

銘柄は「2303:ドーン」「3915:テラスカイ」「4442:バルテス 」の3銘柄です。

 

ドーンは「地理情報システム(GIS)構築ソフト「ジオベース」をリソースとしたソフト受託開発が主力」という企業なのですが、今後のドローンの運用がどんどん普及していくと考えた時に地理情報システムというのはシステム会社としてアドバンテージだと思ったためです。

 

テラスカイは「米セールスフォースとAWSのクラウドシステム導入支援・開発事業を展開。大企業向け強い」という企業です。いつかのニュースで政府?がAWSを積極的に運用していく方針というのを見た気がしたので、AWSの導入支援を大企業向けに強いのであれば今後の成長が見込めるかな?と考えたためです。

 

バルテスは「ソフトウェアテスト事業が主力。関連の品質コンサル、人材派遣やセキュリティ・脆弱性診断も」という企業で、最近多いソフトウェアテストを事業の柱としている中で2019年5月末に上場したばかりの会社です。ソフトウェアテストという事業は今後ニーズの拡大が感じられる上にきっと業績も良いだろう、と思ったためです。

 

いきなり失敗

株を買うときの鉄則?として「安く買って高く売る」というのがあります。商売ごとならそうですが、安く仕入れて高く売って利益を出すのは当たり前ですね。

 

わかっていましたが、まず上記3銘柄ですが現在のところ「安く買う」ことはできていません。

 

まずバルテスについては上場直後の高値ほどではないですが、かなり高い株価で買ってしまい、しばらく含み損(300株買ったので10万ほど)がありました。しかし、8/9の決算発表?で黒字への上方修正があったことで含み損は減りました。まだ株価としては安いような気もしてるんですけどね...

 

ドーンについては「この会社いいな〜」と思ったタイミングで株価が上昇していたため、「このビッグウェーブに乗らないと損だ!」と焦って購入してしまい(200株)、その後じわじわ上昇したものの株価の上下を繰り返した挙句、現在で3万円程度の含み損です。事業自体は今後も期待できるので、今は底値っぽいのでもうちょっと粘ってみたいです。

 

テラスカイは100株試しに買った後、決算発表により利益が40パーセントも上回ったことで一気にストップ高となりいきなり含み益が5万円くらい出ることになりました。その時点で売っても良かったのですが、欲をかき保持し続けている状況です。その後は緩やかに株価は下がり、現在の含み益は3万円程度です。量子コンピュータ事業にも進出らしいので今後期待できる感じはあります。

 

株を始めてわかったこと

まず、鉄則を忘れないようにすること...「安く買って高く売る」。慌てて買っても株価は上がればその後下がるようなタイミングがあり、上がる材料がなければ下がり続けるだけというのがなんとなくわかったので(これもどうかわかってませんが)。よく「買いたい時が買うタイミング」的な言葉が買うのを悩む人に対して背中を押すものとしてありますが、株の場合買ったその場から価値が上下するのである程度はよく考えた上で買ってもいいんじゃないか、と思いました。

 

また、IT業界以外の業界株については全くわからないままです。ヤフーファイナンスでその日その日で「値上がり率トップ」の銘柄が一覧に並びますが、「なんでこの株が上がったの?」という銘柄ばかりで(おそらく決算発表の結果が良かったから、ということでしょうが)、それまでノータッチなのでちょっとビックリします。

 

ただ、銀行に普通口座にそのまま預けているだけより全然良い、というのは実感しました。

 

今後

時間が取れないため、デイトレード的な運用は難しいのである程度保持して運用する方が自分にとってはいいのかもしれません。本当に利益を出すならデイトレードなのかもしれませんが...

 

含み損が多くてちょっとナーバスになりますが、株を始めて「面白い」と感じたのは事実で、これまで興味のなかった経済ニュースが妙に耳に入るようになってきました。株なんてやらなきゃ良かったなとは思ってません。今後も有望な企業を探して、安いタイミング(それって結局日経が暴落してるタイミングじゃないの、という気もしてますが)で買えるように頑張ります!

 

 

世界一やさしい 株の教科書 1年生

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