あけましておめでとうございます。
2014年一つ目の記事は、「VisualStudioとSqlServerとの接続について」です。
前提条件としては、
- VisualStudio2010とSQLServer2008R2が既にインストールというかセットアップされている状態であることです。
- またどちらもひとつのクライアントPCにインストールされています。
- SQLServer自体にオリジナルのDBがなくても大丈夫です。サンプルDBと接続テストを行うことができます。
ですので、クライアントPCとDBサーバを別々にしている場合は手順が違うと思います。
インスタンス名は既存の「SQLEXPRESS」になっています。
サーバ名はPC名がそのまま使われています。「例:MY-PC」
■手順
①VisualStudioのサーバーエクスプローラーを開く
見当たらない場合は、「表示」→「サーバーエクスプローラー」を選択。
②データ接続から「接続の追加」を選択
③接続の追加ダイアログでサーバー名を選択する
ここで、サーバー名を選択するときに、
「サーバ名¥インスタンス名」としないとダメ。
よくわからないと思うが、例えばプルダウンで出てくるサーバ名が「MY-PC」だったりする場合、「インスタンス名」のSQLEXPRESSを¥で挟んであげないと、正式な?サーバ名にならない。冒頭の前提条件でいうと、「MY-PC¥SQLEXPRESS」が正しいサーバ名になる。
※ここのサーバ名にインスタンス名をつけるのを忘れていた為にずっと接続に失敗してしまった。
追記(2016/3/14)
※SQLServer2014Expressで試してみたところ、プルダウンで出てきたサーバ名のみで接続できてしまったので、これはSQLServer2008での条件と考えた方がいいかもしれません...
④データベースの接続を選択
サーバ名の入力が問題なければ、「データベースの接続」の選択では
既に作成されているデータベースがピロピロ出てくるはず。
当然、SQLServerをセットアップした際に認証モードを混合モードとしていない場合は、Window認証のみ。
⑤テスト接続を実行してみる。
接続がOKならば、
というメッセージが出力される。
⑥接続の追加ダイアログの「OKボタン」を押す
サーバエクスプローラのデータ接続の下に、先ほど接続したデータベースが表示される。
以上です。
☆蛇足☆
SQLServerセット・アップの際に認証モードを混合モードでセットアップしようとした時に、何度やってもうまくいかないことがありました。
何度IDとパスワードを入力しても、
「入力したパスワードが一致しませんでした。」
とエラーメッセージが出てきて、訳が分からなかったのだけど
よく見てください。
上の行は「パスワードの入力」
下の行は「パスワードの確認入力」となっています。
僕は上の行に「sa」と入力して、下の行に「パスワード」を入力していたのです。「sa」は入力する必要がなかったのです。
改めて、上下ともども「パスワード」を入力したことで無事認証モードの設定が完了しました。何度ググっても解決できないわけです。
こんなミスはしないように気をつけましょう。
.NET開発テクノロジー入門 VISUAL STUDIO 2010対応版 (MSDNプログラミングシリーズ)
- 作者: マイクロソフト株式会社エバンジェリストチーム,新村剛史
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/12/02
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 187回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
基礎Visual Basic 2010 (IMPRESS KISO SERIES)
- 作者: 羽山博
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2010/08/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (4件) を見る