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しばらく開発と言ったらC言語ばかりで(たまにC++、だけどあまり実装に自信はない)だった時に、営業さんから「C++やってればVC++も出来るだろう」ということである現場にアサインされた。
正直本もネットでも調べず「まぁ確かにC++もやってるしVC++は経験ないけど大丈夫だろう」と高をくくってた自分も悪かったが、ほんとに何もできなくてビビった。
VisualStudioでの開発もわけが分からず(今までUnixCでやってただけに)、なにがどうやったらコンパイルが通るのかすらわからなかった。
設計書はまだいい。当然どんな設計なのかという部分に関しては読み進めていけたから。
ソースを追っていくのが本当にできなかった。
C言語では出会ったことのないプログラムの中身にパニックになってしまったんだと思う。
いちいち「これは何ですか?」「どういう意味でしょうか?」と聞きまくっていたらすっかり評価が下がっていたようで「詳細設計書いたことある?」なんて聞かれてしまった。「ありますよ!」と言ったけど、嫌味でいわれてたんだろうなぁ・・・。進捗会議でも立場がなくてどんどん自分が小さくなってしまった。
C言語の感覚でデバックからソースを追っていくといつまでたっても処理が終わらない。いつの間にかアセンブラみたいなとこに入り込んでいて、一体自分は今どこの処理を追っているんだろうと迷子になっていたりもした。
とりあえず2週間くらいは設計書を読んだりデバッグをかけてソースを追ったりする時間を当てられたが、もう途中で心が折れてしまった。
サーバAPだったので、アパッチを使った部分もあったのだけど、アパッチについても知識皆無(今でも同じだけど)で、もう何も出来ない自分が嫌で周りからどう思われていたのか考えるのも怖くて辛かった。
昼に一人で出向先の近くの立ち蕎麦屋で蕎麦を食べて、喫煙所でタバコ吸って、それくらいしか心が休まる時がなくて、もう朝起きるのが嫌になってた。
「今日遅刻します」と現場のサブリーダに連絡して、そのまま全休する感じになった。一日休むと次の日出社するのが苦痛で、また休んじゃう。
また別の日に「今日も遅れます」と連絡を入れると「現場のリーダに電話してください」と言われてしまいそれも怖くて無断で休んだりもした。だって仮病だもの。
そのまま連絡を入れずに休む日が出てきて、2日とか3日とかズルズルいってしまって、そのうち自社の営業からも連絡がきて。
そのままそこの現場は退場することになった。「荷物は取りに来ないでくれって言われたよ」「現場の方は激怒しているよ」と営業さんから言われた。
正直現場から出られたホッとする気持ちのほうが強くて、なんとも思わなかったな。
結局その会社とはそのことが原因でクビになってしまった。
・・・というトラウマがあり、今の開発現場でVC++(実際にはC++Builderなので別物っちゃ別物)なので2度と同じ思いをするのは嫌だと付け焼刃で勉強中というわけです。
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もうちょっと頑張ってみようか・・・ナメクジが進むような成長速度だけど。