スケジュール上ではすでに結合試験が始まっているはずなのだけど、いまだに準備が終わらない。これは、単に結合試験の準備が遅れているからというだけではない。単体試験の結果が芳しくないのがそもそも...という状況が大きい。単体試験を進めるたびに
- 仕様バグ
- プログラミングバグ
- 仕様漏れ
が、ワラワラ出てきて詳細設計書の修正をしている最中だからだ。
結合試験を進めるためには当然、単体試験は完了していることが前提条件で、簡単に言えばクリティカルパスのタスクが終わっていないので、次のタスクである結合試験に進めないということ。具体的には、詳細設計書をもとに結合試験のシナリオ作成や、データ準備などをしているので、詳細設計書が凍結されない限り延々その修正に合わせて準備をし続ける状況が続く(おそらくどこかで区切りをつけるだろうが)。
ただ、WEB系の結合試験なんて初めての経験なのでここはじっくりいろいろとやらせてもらおうというつもりでいる。
結合試験の準備として今まで何をしてきたかを振り返ってみる
- 結合試験のテスト仕様書作成のために、「観点」をまとめた。
- 「観点」をもとに画面連携を対象とする、各画面ごとにテスト仕様書を作成した。
- テーブル間で絡むごとにどのような値が格納されるかをまとめた。
- 作成したテスト仕様書をもとに、シナリオを作成した。
- シナリオは「単にテストケースを消化するためのもの」と「テストで利用するデータ作成のため」のシナリオの2パターン用意した。
- 単体試験の結果をもとに仕様バグ・仕様漏れが修正されるので、テストケースに反映する作業を行った。
振り返って思うが、1と2がやはり一番時間がかかっている。当然と言えば当然か。このプロジェクトでやった作業が他のプロジェクトでもそのままスライドするように活かせるとは思わないが、「結合試験の準備ってこういうことをやるんだな」というのがなんとなく流れとしてわかったような気がする。
・・・こんなことに感銘を受けてる場合か。
【この1冊でよくわかる】ソフトウェアテストの教科書―品質を決定づけるテスト工程の基本と実践
- 作者: 石原一宏,田中英和
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/03/02
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
システムテスト自動化 標準ガイド CodeZine BOOKS
- 作者: Mark Fewster,Dorothy Graham
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (4件) を見る
即戦力にならないといけない人のためのJava入門(Java 8対応) エンタープライズシステム開発ファーストステップガイド
- 作者: 竹田晴樹,渡邉裕史,佐藤大地,多田丈晃,上川伸彦
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/07/04
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る